ビジネスで力を出し切る方法

From:伴走(Together Run)金子誠志

人は感情の生き物です。
そして感情は常に変化。

もちろんポーカーフェイス
という言葉が存在するように
それを表面に出さない方もいる。

ですが、表面に出ているかどうかは別に、
ポーカーフェイスを装う人であっても
内面は常に揺れ動いているでしょう。

朝、家族と揉めると・・・

例えば朝、家を出る際に、
ふとしたことから家族と揉め、
すっきりしない気持ちのまま職場へ。

出鼻をくじかれてしまった、
そんな経験、ありませんか。

すると集中力が高まらず、
考えごともあまり深まらず、
生産性を落としかねない。

人は、不安、心配、恐れ、迷いなどがあると
持てる力を存分に発揮できなくなってしまう

では、感情の呪縛を乗り越え、
全力投入するにはどうすべきか。

自分と向き合おう!

その一番の方法が、感情と向き合うこと。
その不安、迷いなどがどこから来るか、
自分なりに突き詰めてみることです。

先ほどの家族との揉めごとの例でいえば、
なぜ相手の言動を受け入れられなかったか、
その根底にある価値観がどういったものか
冷静に分析してみましょう
、ということ。

同時に相手の言動の裏にある価値観も
ぜひ想像してみていただきたいです。

すると違いを認識でき、
納得はできないとしても、
相手を理解できるようになる。

結果、次に同じような場面に遭遇しても、
あなたの言動が変わる可能性が高く、
それによって相手だって変わるでしょう。

力を出し切る方法

これ、ビジネスも全く同じです。

不安や迷いがあった場合、
言動は後ろ向きになりがち。

そうなってしまっては
力を出し切るのは不可能。

特に新しいことを始めるなど、
決断を伴う取り組みの場合、
マインドに大きく影響します。

不安や迷いを抱えたままの状態でいた場合、
それは自信のなさという形で周囲に伝わり

関係者のモチベーションを下げかねません。

ですから、今一つ乗らない場合、
あなたがフルに力を出し切るために
以下ステップを踏むことをお勧めします。

乗り越えるための3ステップ

1)目的はなにか、言語化してみる

2)その目的が納得できるものか、
  「すべき」ではなく「したい」ことか
  を自分に問いかけてみる
  →「すべき」ことであった場合、
   やらされ感からやる気が出にくい。

3)「すべき」ことであったとしても、
  なぜそれをすべきと思ったか、
  価値観に照らし合わせてみる
  →するとそこから異なった視点の
   「したい」が見えてくる可能性大。

こんなステップを経ていただきますと、
取り組みが腹落ちし、自信にも繋がって
持てる力を発揮しやすくなるでしょう。

人は感情の生き物だからこそ、
感情を無視するのではなく、
感情と如何に向き合うか

遠回りのように見えるかもしれませんが、
トータルで見ればこれが最速の方法かと。

ということで、
ご参考としてください。

PS

上記ステップを踏まれる際は
ノート等への書き出しがお勧め。

目からも情報を得ることで
自分を客観視しやすくなります。

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