From:伴走(Together Run)金子誠志
ビジネスをする人にとりまして
新規集客は永遠の課題といえます。
ということで本日は、
新規集客の際にやりがちな
よくある間違いを取り上げましょう。
これをしてしまいますと、
お客さんが集まったとしても
薄利とか、その割には忙しい
という状態に陥りかねません。
そうならないためには
不可欠な取り組みといえますから、
しっかり押さえていただきたいです。
「とにかく集客」がダメな理由
最初に、よくある間違いから。
それが『とにかく集客だ』と
お客さんを集めてしまうこと。
起業初期には特にその傾向が強まりますが、
目の前の売上を優先してしまうあまり、
価格を下げたり、販売条件を緩めたり、
といった行動を取ってしまう方がいます。
すると、いわゆる薄利多売に。
そこでさらに売上を伸ばそうと、
さらなる新規集客に注力すれば、
薄利&多忙の度合いが増します。
それがさらに続けば、
体調を崩すことにも
なりかねません。
そんな状態を望む人なんて
どこにもいないでしょう。
そうならないためには、
どうしたらいいか?
集客の前に考えておくべきこと
新規集客を始めるその前に
2つを検討いただきたいです。
1)利益確保の商品を考えておく
2)リピート対策を考えておく
一般に新規のお客さんを集める際は、
特別価格にするとかサービスを上乗せする等、
なんらかの対策を打たれると思います。
すると、当たり前ですが、
ほとんど利益が残らないか、
場合によっては赤字になることも。
あるいはサービスを手厚くすれば、
その分の工数が発生しますから、
忙しさに拍車がかかることになる。
かといって、なにか仕掛けなければ、
新規客は振り向いてくれないでしょう。
ですから初回(一般に薄利)購入後、
利益の取れる商品にどう繋げていくか、
あらかじめ導線を考えておく必要があります。
それが新規集客を始める前に
考えておくべき一つ目です。
これに関しましては、
こちらに詳しく記していますので、
併せご覧ください。
リピーターになってもらうために
続いて2つ目のリピート対策に移りましょう。
ビジネスではリピーターが欠かせません。
なぜなら、利益の源泉になるから。
新規集客に比べリピート対策は
コストが1/5以下といわれます。
ビジネスによっては
1/10とか1/20でしょう。
リピーターはあまりコストをかけず、
利益に貢献するビジネスの強い味方。
リピーターは大切な存在ですが、
リピート対策を徹底しているという
会社・お店は多くありません。
では、どうすれば新規客は
リピーターになってくれるか。
新規客がリピーターになるかどうか、
その境目が3回買ってもらえるか。
3回購入してもらいますと、
お客さんの頭にあなたの会社・お店が
認識されるようになります。
するとその後も継続購入、
という可能性が増すことになる。
目安は半年以内の3回購入
ですから、最初の商品を買ってもらった後、
3回買ってもらえるような対策を
あらかじめ考えておきます。
あ、この場合、金額はいくらでも構いません。
お客さんに財布を開いてもらうというのが
ここでの一番のポイントですので。
それと、商品・サービスによりますが、
できることなら半年くらいの間に
3回買ってもらいましょう。
そうすることで
リピーターになる可能性が
大きくアップしますから。
ということで、新規集客に取り組む際は、
事前に利益確保策もご検討くださいませ。
石川啄木ではないですが、
働けど働けど猶わが生活
楽にならざりぢっと手を見る
とならないようにしたいですね。
PS
お客さん集めを始める前に
ご紹介の2つを考えていただきますと、
集客活動自体が変わるはずです。
スキーム作り、大切ですよ!