ホームページの社長写真の表情が売上を左右!

From:伴走(Together Run)金子誠志

中小の企業・店舗の社長、
あるいは個人事業主の場合、
本人は“歩く広告塔”となります。

まして今はネット全盛の時代。
ですからトップ露出は欠かせません

経営トップであるあなたが仮に
シャイな性格であったとしても、
顔出しは避けられないわけです。

ではトップは、写真さえ出せば
その質は問われないのでしょうか。

今日はそんな話を
したく思います。

親子喧嘩に遭遇

先日、旧知の知り合いと
急遽打ち合わせることに。
仮にTさんとしましょう。

比較的移動の多い仕事を
されていらっしゃるTさん。

夜遅い時間しか
タイミングが合わず
会場がTさん宅に決まりました。

当日は、Tさんのご自宅の
居間で打ち合わせることに。

主要な話が終わりかけた頃、
奥さんと娘さんが帰宅されました。
(娘さん、20代中頃かと)

するとどうやらお2人、
意見が合わずもめている様子

2人が共通で使う商品を
購入することにしたようですが、
それをどこで買うかが
争点のようでした。

娘さんの3つの指摘

なんとはなしに聞いていると、
奥さんは比較的近隣の店が
いいとおっしゃっている。

一方、娘さんは
その店に反対の立場。

ポイントはここからです。
娘さんがなぜ反対したか。
3つ、挙げていました。

少し要約しますが、
娘さんの言い分は
こんな感じです。

1)ホームページ(HP)が分かりにくい
  お客さんの立場に立っていない店だ

2)商品の写真が少ない
  品物に間違いがないか不安を感じる

まあ、この2つは
なんとなく分かります。
問題は3つ目にありました。

写真が怪しいだって!?

3)社長を信頼できない
  写真を見る限り、怪しい

Tさんが二人に話を聞くと、
ことのいきさつはこうでした。

店頭に商品を見に出かけたが、
「これだ」というものが見つからず、
ネットで購入することに。

そこで、スマホを使い、
帰りの電車内で店を検索。

好みの品がある店を見つけたが、
そこで二人の意見が割れてしまった。

ちなみに、最終的には奥さんが折れ、
娘さんが店を探す、ということで
その場は落ち着いたようでした。

経営者は歩く広告塔!

実際、HPの社長写真を見ましたが、
娘さんの指摘通り、ちょっと怖い!

たぶん、自撮り写真なのでしょう。
笑顔はなく、全体に薄暗い雰囲気。
娘さんのいうように不安を感じます。

結果、このお店は
売上を一件、失いました。

これ、特殊な例でしょうか。
私はそうではないと思います。
なぜって、画像の威力は絶大ですから。

まして新規客にとっては
なおさらといえるでしょう。

さて、あなた(の会社・お店)は
売上を失ったこのお店を
笑えそうですか?

経営者は
歩く広告塔。

広告であるなら、
写りに配慮した写真を
選択すべきと思いますが、
いかがでしょう?

PS

会社・お店HPに自撮り写真
というのは論外といえますが、
スナップ写真もいただけません。

歩く広告塔なわけですから、
プロにお願いするのがベストかと。

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