From:伴走(Together Run)金子誠志
企業にはさまざまなルールがあります。
あなたの会社・お店にもありますよね。
法律などのように全てが従うべきもの、
内規のようにその会社独自のものなど。
今日はそんなルールをテーマに、
体験談絡め記したく思います。
最初は好印象だったのに・・・
先般、急な出張が決まり、
ある地方に出向くことに。
四泊五日の日程が必要だったのですが、
連泊できる施設がなかなか見つかりません。
そんな中、一ヶ所だけ
空いているホテルを発見。
すぐさま予約を入れました。
そして、宿泊初日。
午前の打ち合わせが早く終わり、
夕方の打ち合わせまで時間があったため、
アーリーチェックインが可能かホテルに聞くと、
「清掃部門と調整します」と前向きの答え。
この時点の私は
好印象を持ちました。
間もなく折り返し電話があり、
チェックインできることに。
12:00にはホテルに到着し、
手続きを済ませます。
3泊以上のホテルで初の体験
夕方、フロントに鍵を預け、
予定していた打ち合わせへ。
22:00頃にホテルへ戻り、
部屋番号を告げると、
「お名前は?」の質問。
「金子です」と告げ、
鍵を受け取りました。
2日目も日中と夜の2回、
フロントに鍵を預けましたが、
部屋番号を告げるたびに
名前を聞かれます。
3日目も同様でした。
そして、4日目の日中。
鍵を受け取ろうとすると、
同じように名前を聞かれました。
過去、3泊以上したホテルで
部屋番号を告げた後、名前を聞かれる
という経験は私にはありません。
「必要でしょうか?」
もちろん、ホテルスタッフは複数いますから、
初対面のスタッフに名前を聞かれるなら
こちらもそれは十分に理解できます。
ですが、4日目のスタッフは、
既に何回か顔を合わせている人。
そこで私は聞きました。
「名前、必要でしょうか」
するとスタッフは
こう答えたのです。
「ルールですから」
その杓子行儀な対応に
言葉を失っていると、
彼は鍵を渡してくれました。
私がそのスタッフに名前を
告げていないにも関わらず。
ルールといいながら、
彼は自らそれを破った
ということでしょう。
その日は午後に再び外出。
夕方にホテルに戻ると、
その彼がいました。
徹底できないルールはやめちまえ
すると私が部屋番号を告げる前に
(もちろん、名前を聞かれることなく)
彼は「どうぞ」と鍵を渡してくれたのです。
さて、このホテルの対応、
あなたはどう思われます?
人が複数集まれば
一定のルールが必要。
ですが、徹底できないルールなら、
ましてお客さんに関わるルールなら、
それは早急に見直すべきでしょう。
お客さんによって対応が変われば、
間違いなく不信感が増しますから。
PS
「名前、必要でしょうか」と聞かれた際、
再度「ルールですから」といわれたなら
本日のテーマにはなっていませんでした。
そういう意味では、
ネタを提供してくれた
このホテルに感謝です(笑)。