成功者と失敗者の違い、その分岐点

From:伴走(Together Run)金子誠志

私が取り組んでいることの一つに
セミナー&勉強会開催があります。

自分が主催することもありますし、
さまざまな会社・団体などに
呼ばれることも・・・。

そういった場の楽しみの一つが
参加される方と話ができること。

お伝えした内容が
役立ったか気になる、
というのもあります。

でも、それは
メインではありません。

セミナーの密かな楽しみ

では、なにが楽しみか?
それは参加された方の
悩み・課題を聞けること。

学びの場に参加されるということは、
なんらかの課題を感じていたり、
問題の発生を予想しているわけです。

そういった悩みなどが分かれば、
なにをどう伝えるべきか、
ヒントが得られる。

ですから、
セミナーや勉強会の場は
情報収集の場でもあるわけです。

2タイプに分かれる参加者

そういった背景から
できるだけ多くの方と
お話させていただきますが、
参加者は大きく2つに分かれます。

一つは、さまざまなセミナーに
足繁く通われている方。
勉強熱心な方です。

一方、そういった場に
あまり多く顔を出していない
とおっしゃる方も。

さて、ではあなたは、
成功に早く近づくのは
どちらのタイプだと
思われます?

もちろん、
100%の回答は
ありません。

ただ、私が感じる
傾向というのはあります。

3年ぶりの再会

前置きが長くなりましたが、
今日はそんな話をさせてください。

先日、3年ぶりに
Tさんとお会いしました。

私のセミナーに
顔を出してくれたのです。

初めてお会いした3年前、
Tさんは起業直後でした。

自分の力不足を感じ始めた頃。
そんな中、ある交流会で私と出会い、
コンサルを受ける決意をされました。

1年半ほどお手伝いさせていただき、
「後は自分でやってみます」と
卒業されて行かれたのです。

それからセミナーで再会するまで、
特にやり取りしていませんでした。

そんなTさんが先日、
一年ぶりに実施した対面セミナーに
お越しになられた、というしだい。

ひたすら実践の日々

そこでいろいろ
話をさせていただき、
近況を教えてくれました。

■結婚されたこと
■ビジネスが順調にいっていること
■社員が3倍になったこと などなど

Tさん、私がお手伝いしなくなって以降、
お伝えしたことをひたすら実践していた、
ということも教えてくれました。

そろそろ新しいステージに踏み出したい
そう思われ、セミナーに参加されたそう。

そうなんです、Tさん、
この間、私がお話したことを
徹底的に実践されていたわけです。

インプットvs.アウトプット

さて、先ほど挙げた
質問に戻りましょう。

勉強の熱心さと成功の
因果関係はどうなのか。

勉強熱心(インプット)というのは、
経営者に大事なことだと思います。

と同時に、
いえそれ以上に重要なのが
実践(アウトプット)すること。

世の中には、
新たなノウハウが
次々に生まれている。

そしてそれはどれも
とても魅力的に見えてしまう。

成功者に共通する傾向

ですが、成功する人に共通するのは
インプットした知識・ノウハウを
その何倍もの時間をかけ、
アウトプットする
こと。

時に試行錯誤を重ね、
自分のものになるまで
やり切る人に成功者が多い、
そのように私は感じています。

今回、Tさんの行動を拝見し、
改めてそれを実感いたしました。
さてあなたは、どう思われますか?

PS

3年ぶりにお会いしたTさん、
ずいぶん精悍な風貌に
なられていました。

さまざまなご苦労を重ね、
自信を付けられたのでしょう。

Tさんのさらなる活躍、間違いなし
そう確信した時間でもありました。

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