一日のスケジューリングのヒント

From:伴走(Together Run)金子誠志

今日は「一日のスケジューリング」
というテーマでお伝えしたく思います。

きっと、あなたも日々ご多忙に
過ごされていらっしゃることでしょう。

時間が足りない!

中小の企業・店舗の経営者は、
とにかくやることが多い。

売上・キャッシュフロー管理はもちろん、
勤怠チェックとか、業種によっては、
法律関係の対応も含まれるでしょう。

一日が、あっという間に
過ぎ去ることと思います。

でも、どれも
手を抜けませんよね?

結果、長時間労働であったり
休みもままならない、
なんていう状態に陥りがち。

もちろん、
時間の使い方を工夫したり、
作業効率を高めたりなど、
さまざまな努力をされているでしょう。

今日は、そんな一つに
加えることをおススメしたい
一日の仕事の進め方に関するお話です。

一日の中で変化する人の生産性

ご存知かもしれませんし、
体感されていると思いますが、
同じ一時間であっても、
朝と夜では生産性が異なる。

例えば運搬など、身体を使う作業の場合、
朝と夜だと10~20%くらいの差
でしょうか。

一方、脳を使った考える系の仕事の場合、
その差は6倍
にもなるといわれています。

朝に検討すれば30分で終わる仕事が、
夜に行えば3時間かかる、ということ。

脳って、肉体に比べ遥かに
疲れが仕事へ影響するわけです。

そこで多くの人が実践するのが、
午前中は、頭を使う仕事、
午後は会議や身体を使う仕事

という時間の使い分け。

あっ、もしそういった使い方を
意識されていなかった
ということでしたら、
明日1日で構いませんから
ぜひ実践してみてください。

仕事が大きくはかどること、
間違いなしですから。

もっと効率を上げたい

で、そういった工夫をしていても
時間とともに脳は疲れを溜めていきます。

そこでおススメしたいのが、
重い仕事と軽い仕事を交互に行う、
名付けて『サンドイッチ作成』

ここでいう重い仕事とは、
思いっきり頭を使う仕事のこと。

新たな企画を検討したり、
効率化の仕組みを考えたり、
あるいは大切と思いつつ
先延ばししている仕事とか。

「いつかやらなきゃ!」
と思いつつも先送りしている仕事、
それなりにありませんか?

15分以内の“軽め”を挟もう!

まずはそういった仕事に
朝一で取り組むようにします。

それを終えたら、
比較的軽めの仕事を
こなしてください。

重くない系のメール返信とか、
ルーティンワークもいいかと。

ここでのポイントは、
そういった軽めの仕事に
時間をかけ過ぎないこと。

15分くらいで終えられるくらいの
ボリュームを推奨したいです。

それが終わったら、
再び重い仕事にチャレンジ。

こんな風に
軽めの仕事を挟むことで
仕事をしながら気分転換
が図れます。

もちろん、重い仕事のみを集中させ、
合間は仕事を離れ休息、というのもOK。

ですが、仕事をこなしながら
気分転換できるとしたら
それも“あり”ではないかと。

ということで、
一日のスケジューリングにおいては、
そんな方法も試されてはいかがでしょう?

PS

今回ご紹介した方法が
フィットしない方もいるでしょう。

ですから
まずは一日、
お試しいただきたいです。

効果を感じられたら、
継続採用くださいませ。

関連記事