From:伴走(Together Run)金子誠志
「売上の心配などしたことがない」
そんな経営者はごくまれでしょう。
特に中小の多くの社長が、
今週、今月、時に年度の売上に
日々悩まれていらっしゃいます。
あなたはいかがですか?
「売上が伸びない」
そう嘆く経営者は多いですが、
その一番の理由、ご存知でしょうか。
今日はそんなテーマの下、
お伝えしたく思います。
一日をどのように使っているか
本題に入る前に少しだけ、
関連の話をさせてください。
私は仕事柄、毎月のように
セミナーを実施しています。
テーマはさまざまですが、
その一つが『時間の使い方』。
日々ご多忙であるがゆえ、
限られた時間をいかに使うか、
悩まれる社長、多いですから。
で、そのセミナーでは、
いくつかワークがある。
そんな中に
直近の時間の使い方を振り返る、
というものを用意しています。
社長が一日を
どのように過ごしているか、
分析してもらうわけです。
全ての社長が気づく事実
詳細は省略しますが、
そのワークを通じ、
参加者ほぼ全員が
気づくことがあります。
それが、
“営業”不足。
売上を伸ばそうとすれば
申し上げるまでもないですが
営業活動が欠かせません。
ところが皆さん、
実際の日常においては
ほとんど営業に時間を
割けていないわけです。
もちろん、
問い合わせ対応とか
既存客サポートなど、
お客さんとは接していらっしゃる。
すべきことが山のようにある、
というのも理解しています。
お客さんの背中を押そう!
でも、売上のためには
「売りこむ」という
アクションを外せません。
ところがそれが
十分ではない。
お客さんと良い関係を維持することで
お客さんの方から「買いたい」と
いってくれることはあるでしょう。
それであなたが満足できる
売上に達しているなら
全く問題ありません。
しかしながら、そうでないなら、
改善しなければなりませんよね?
そうなんです、
売上が伸びない最大の理由とは、
単に売りこみが少ないから。
売上のために一番必要なのは
お客さんに売りこむこと
といえるわけです。
どんな方法でもかまいません
もちろん、
日々ご多忙でしょうから、
経営トップであるあなたが
直接営業に出向く必要はありません。
◆部下に行かせる
◆お客さんに来てもらう
◆メールやSNSを使う
◆ブログやHP(ホームページ)を活かす
◆紹介など人脈に頼る etc
方法はなんでもOK。
大切なことはただ一つ。
「買ってください」と
お客さんにいうこと。
あなたの商品・サービスの魅力を伝え
購入すればどんな未来が待つか話し、
「いかがですか?」とお客さんの
背中を押してあげてください。
それをするだけで
売上が伸びていく
はずですから。
ということでその第一歩としまして、
まずはあなたが直近一週間に、
どれだけ営業活動に充てたか、
時間を集計してはいかがでしょう?
その少なさに
愕然とするはずですよ・・・。
PS
お客さんには
「買ってください」
というべきですが、
伝え方の工夫は必要。
購入することで生じる
お客さんのメリットを前面に、
購入しないことによる
デメリットも提示する。
「買うことがあなた(お客さん)のためです」
というトーンだけは踏み外さないように
お願いしたいです。