From:伴走(Together Run)金子誠志
以前、「売上が伸び悩む一番の原因は
営業活動が不足しているから」
という話をいたしました。
お客さんのために売り込もう!
そうはいっても、多くの経営者が
売り込みに抵抗を感じていらっしゃる。
あなたはいかがですか?
なぜ、そのように思ってしまうのでしょう?
それは「売り込みはお客さんのためではない」
という思いこみが多かれ少なかれあるから。
そこで今日は
「本当にお客さんを思うなら
真剣に売り込むべき」
そんな話をしたく思います。
売り込みは売り手のためではない。
「買い手のためにこそ、すべき」
といった内容です。
Gさんの最大の後悔
説明に行く前に、
ある保険営業マンの
話をさせてください。
その人を仮にGさんとしましょう。
Gさんには、苦い経験があります。
それはGさんが
営業マンとして
まだ駆け出しの頃。
元々営業志望ではかったGさん、
諸事情からやむなく
その仕事に就くことに。
そんな背景もあり成績は
振るわなかったそうです。
忘れられないAさん
そういったさなか、
知り合いに
Aさんを紹介されます。
Aさんは30代。
結婚され、間もなく
お子さんが生まれる予定。
「そろそろ保険でも」
と思ったのでしょう。
何回かお会いしたそうですが、
Gさんが特定の商品を強く推さず、
Aさんも決めきれずにいたそう。
そんなタイミングに
事件が起こりました。
突如Aさんが脳梗塞で倒れ、
暫く入院後、息を吹き返すことなく
帰らぬ人となってしまったのです。
残された家族の現実
一番困ったのは、
残された奥さんでした。
Aさんは、その時点で
保険に入っていなかったから。
奥さんは身重の状態。
働くことができません。
一方、Aさん夫妻に
資産はありませんでした。
奥さんは、Aさん入院の費用など、
さまざまな出費が重なった結果、
生活困窮状態になってしまいます。
Gさんはその時の言動を
「今も強く後悔している」
とおっしゃっていました。
「自分がもっと強くAさんに
保険を薦めてあげていれば、
少なくとも奥さんの苦労を
少しは減らせただろうに」と。
確信に至ったGさん
それ以降、Gさんは
保険を薦めることに、
躊躇がなくなったそう。
なぜなら、
保険を薦める行為が
お客さんのためになる
と確信できたから。
ちなみにGさん
今は毎年表彰を受けるなど、
トップクラスの成績を
残されていらっしゃいます。
お客さんの幸せのために!
さて、この話を聞き、
あなたはどう思われます?
商品やサービスを薦める行為は
最終的に誰のためになるでしょう?
もちろん、
相手にそぐわないものを
薦めるなんて論外です。
でも、お客さんに役立つものなら
あなたが良い商品・サービスだと
心の底から信じられるものなら。
お客さんの幸せのために
強く売り込んであげて
欲しいです。
それがお客さんの
ためになりますから。
ですから、
Gさんが今そうしているように
確信を持ち、売り込んであげましょう!
PS
一人でも多くの人を
あなたの商品・サービスで
幸せにして挙げて欲しいです!