From:伴走(Together Run)金子誠志
「最近のお勧め(集客法)はなんですか?」
「今はどんな(集客)方法が効果的ですか?」
たまに、こういったご質問を
頂戴することがあります。
あっ、念のため記しますが、
この場合の集客とは、
新規客獲得のこと。
原則は不変だが・・・
新たなお客さんを集めたい場合、
その基本は過去から変わりません。
魅力ある内容(商品・サービス)に
リーズナブルな価格を設定し、
まずは一度お買い上げいただくこと。
それは将来も
変わらないでしょう。
一方、集客においては、
その時々のトレンドも存在します。
ここでいうトレンドとは、
どういった媒体を活用するか。
なにを使えば
お客さんの目に留まりやすいか
という点です。
それは、
時代とともに
常に変化し続けている。
トレンドが短命化
ネットが一般化して以降は、
トレンド変化が加速した、
といえましょう。
少し前でいえば、
Facebookが注目ツールでした。
最近ですとInstagram。
層によってはTwitterでしょうか。
他方、扱う商品・サービスによっては
未だチラシとかFAX-DMなどの
リアル媒体(ツール)が有効。
では、対象とする客層によっては
この先もリアル媒体中心のままで良いか。
その説明に行く前に
ここでいくつかデータを
ご覧いただきましょう。
高齢者にもネットが急拡大
まずは、
個人のネット利用。
総務省の発表によりますと、
個人のネット利用率は89.8%。
これ、2019年のデータですから、
コロナ禍の昨今においては
さらに上昇しているかもしれません。
まあ、
これは感覚的にも
十分ご理解いただけるでしょう。
ポイントは、
その中身にあります。
この調査では、
年齢別の利用率も集計。
驚くべきは、
80歳以上の利用者推移です。
前年(2018年)の22%から
2019年は2.6倍の58%に
急増している。
もう高齢者においても
ネット利用は暮らしの一部、
といった時代に入ったのでしょう。
生活インフラ化したネット
民間の調査になりますが、
2020年にオンラインショッピングを
利用した人は、78.4%。
コロナ禍という
特殊事情があったとはいえ、
ネットを通じた購入が
普通のことになってきました。
実際、コロナ禍により
ネット利用が従来に比べ増えた、
という人は54%(別の民間調査)。
ネットはまぎれもなく
生活インフラ化しています。
データ紹介はこのくらいにし、
紙面に目を転じてみましょう。
Zoom利用も今や普通のこと!?
日経新聞(2021/2/13)には
こんな記事が載っています。
(以下、抜粋引用)
会員制交流サロンを運営するチャッカバンは
高齢者を対象にした「オンライン・スマホ
119番塾」を開講し、「ズーム」などの
使い方を教えている。
90歳近くの参加者もおり、
シニア層の関心の高さをうかがわせる。
フリマアプリの使い方を指南するのは
シニア向け交流サイトを運営する
オースタンス。
オンラインで開催した教室には
50~80代が参加し、食器や本を
実際に出品・配送した。
(引用、ここまで)
いかがですか?
今やネットは、全世代において
必需品化しつつあるわけです。
トレンドに乗ろう!
現役世代向け集客は、ネット。
B2B(Business to Business)や
高齢者向けはリアル。
そんな住み分けは通用しない、
ということでしょう。
さて、
集客のトレンドをつかみ、
コロナに打勝つにはどうすべきか。
「ネットは危険」といった
負のイメージが後退し、
購入含め日常ツールになったことは、
上述の通りデータが証明済み。
ということは、
どのような人を対象とする
商品・サービスを扱っていようと
集客においては、ネットに力を
入れざるを得ない、といえます。
あなた(の会社・お店)は
ネット集客に力を注いていますか。
もし不十分と感じるなら、
今からでも本腰を入れられることを
おススメしたいです!
PS
ネット集客というと、
もしかしたらSNS活用を
思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも大切ですが、
その際はブログ(HP)を
併用されることを推奨いたします。