コミュニケーションが難しい理由と対策

From:伴走(Together Run)金子誠志

今日は、
先週お伝えした内容に絡め
記したく思います。

一応、軽く先週
振り返っておきましょう。

◆脳の構造・使い方は男女で異なる。
◆結果、コミュニケーションに違いが生じる。
◆その特徴を踏まえ、会話に臨もう。

そんな内容をお伝えしました。

コミュニケーション力=スキル

コミュニケーション問題に
悩む人は少なくありません。

というか、
その問題で悩まない人の方が
圧倒的に少数派といえるでしょう。

そのような訳で、今回は
コミュニケーションが難しい理由と
対策をテーマにしたく思います。

あ、念のためにお伝えしておきますが、
コミュニケーション力って“スキル”です。

ということは、いくつになっても
その時点から磨き始めることが可能

社内や取引先、あるいは家族や友人と
一層深いやり取りを望まれるなら
磨いていただきたい力といえます。

複合体だと意識していますか?

まずは
コミュニケーションが
難しい理由から。

一般にコミュニケーションというと、
いかに話すかに焦点が当てられがち。

ですが、それは
コミュニケーションスキルの
一部に過ぎません。

コミュニケーション力とは
実は3つのスキルの複合体。

それが・・・。

◆話す力
◆聞く力
◆質問する力

厳密には、話す力も
2つに分かれます。

1対1で話す場合のスキルと、
プレゼンなどのように、
多数を相手に話すスキル

違ったものが要求されますよね?

8つのスキルが必要

一方、それらスキルは、
対象(相手)によって
使い分ける必要がある。

対象とは・・・。

◆対友人(知人・家族など)
◆対仕事(社内・お客様など)

家族とのやり取りと
お客さんとのそれとは
違いますよね?

つまり、以下表のように
コミュニケーションにおいては
8つのスキルが必要となるわけです。

1

そして、この8つを
その場の状況(相手)に応じ、
使い分けなければならない。

ところが、悲しいかな、
小学校でも中学校でも、
そして高校でも
その方法を教えてくれません

言葉の影響は7%に過ぎない

コミュニケーションが難しい理由は
それだけではないから複雑といえます。

アルバート・メラビアンという
アメリカの心理学者をご存知ですか。

氏が実証し有名になったものの一つに
『メラビアンの法則』があります。

実験から分かった重大な真実、
それが、コミュニケーションにおいて
人はさまざまな情報を処理している

ということ。

1

(グラフのように)
言葉そのもの以上に
身振り手振り、話し方などが
影響していることが判明したのです。

ということは、上で説明した
8つのスキルを駆使する際、
全身をフル活用する必要がある。

ところが、上述しました通り、
学校ではその方法を教えてくれません。

結果、コミュニケーション問題で
悩む人だらけになってしまうのでしょう。

8割の問題を解決する“聞く力”

では、どうすればいいか。

これ、8つのスキルを一つずつ
高めていくしかありません。

とはいっても、
ご安心ください。

コミュニケーション力を強化するなら
まずは聞く力を高めていただきたいです。

その力がつくことで、
コミュニケーション問題の8割は
解決に向かうはずですから。

もしあなたが、
コミュニケーションに絡む
ストレスをお持ちなら
ご参考としてくださいませ。

PS

聞く力、そのテクニックって
決して難しくありません。

一方、その効果たるや絶大!
価値を即、実感できるでしょう。

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