ターゲットが売上高を左右

From:伴走(Together Run)金子誠志

利益を確保するには、どうすればいいか?
いくつかやり方がありますが、中でも効果が
高いのが「お客さんを絞りこむ」という方法。

こういう書き方をすると冷たく聞こえる
かもしれませんが、敢えて記しますね。

それは、十分な支払い余力がある人を
お客さんにしましょう
、ということ。

あなたがどんなに素晴らしい商品・サービスを
提供し、求める人がたくさんいたとしても、その
人達の支払い能力が乏しいと、どうなります?

慈善活動として割り切れるならそれも
いいですが、収益を確保していこうという
ことなら、お客さんの支払い能力は重要。

今日は、とある方の事例に絡め、
そんな話をしたく思います。

「なんとなく」に毎月550万

この方、基本的にはお1人でビジネスを
されていて、必要に応じ、数名いるパートナー
に手伝っていただいているそうです。

その方の仕事の都合上、詳しく書けませんが、
一言でいえば、コンサルタントですね。

で、事務所という名目でマンションを
5部屋借りていらっしゃいます。

すごいのが、その賃料。
なんと、毎月500万円以上、払っているそう。
毎月ですよ!

年間にすると6,000万円以上です。
事務所といっていますが、この方、上述の
通り、基本的に1人で仕事をされています。

なので、1つあれば十分なはず。
その理由を聞くと、「気分転換用に」とのこと。
それって笑ってしまいませんか?

さて、今日のテーマは「ターゲットが
売上高を左右」ということなんですが、
なんでこの方が大きく稼げているか?

絞りこんだ結果、利益急上昇

それがお客さんの絞りこみの結果なんです。
この方の現在のお客さんはほぼお医者さん

この方いわく、「基本的にお医者さんって、
経済的にゆとりがある人が多いんですよ」と。

こんな風にもいっていました。
「同じ価値を提供しても、お金のある人じゃ
ないと、十分な額を払えない
ですよね?」

過去には、さまざまな業種のお客さんと接して
いたそうなのですが、お医者さんに絞ってから
急激に利益が増えたともいっていました。

「だからお客さん選びって
大切だと思います」とも。

敢えてよろず相談の道へ

この方が高収益体質になれた要因を伺った
ところ、もう1つ教えてくれたんです。
それがワンストップサービスの提供。

要は、その分野に関し困ったことが
あれば、まずはこの方に相談に来るように
しむけている
、ということなんです。

もちろん、この方の詳しくない領域もあるそう
ですが、それでもパートナーの力を借りたり
しながら、なんとか対応しているそう。

結果、お客さんから頼りにされ、信頼関係が
増し、ますます売上に繋がって行くんだとか。

さて、あなたはお客さんを支払い余力という側面
からターゲッティングしたことがありますか?

「とりあえずあの人に相談してみよう」
という関係を築いていますか?

それをするだけで劇的に利益率が改善する
可能性がありますから、もし未だなら、
一度試されてはいかがでしょう?

PS

ちなみに、現状のお客さんが支払い余力という
面で十分ではないかもしれない、ということなら
お客さんの見つけ方も変える必要があります。

今と同じ方法で見込み客を集めても、当然です
が、今と同じ見込み客しか集まりませんから。

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