リスクマネジメントが売上激変を緩和

From:伴走(Together Run)金子誠志

ビジネスを営んでいれば、
販売という行為が生じます。

扱うものが、モノかサービスか。
比較的高単価か、あるいは低単価か。
最寄り品か、買い回り品か。

さまざまな違いがありますが、
お客さんに買ってもらうことでのみ
利益を得られますよね?

あなたのルートはどのタイプ?

では、ここで
あなたに質問です。

あなたはお客さんを
どのように集めていますか?

これまた、
いろいろなパターンが
挙がるでしょう。

◆営業マンが駆け回っている
◆チラシなどの紙媒体をメインに集客している
◆ネット広告などWeb中心に人を集めている

あるいは外部の誰かが介在している
というケースもあるでしょう。

◆主力は口コミ経由のお客さん
◆ほとんどの契約が紹介で成り立っている

そういった集客を
中軸にするビジネスだって
少なくありません。

ピンチに陥ったKさん

ところで、集客ルートは
多いに越したことありませんよね?

特定のルートだけに頼っていると、
そのパイプが途切れた途端、
ピンチに陥りますから。

例えば、経営者Kさん。
氏は、ネット経由でやってくる
お客さん中心に営業していました。

ブログに力を入れ、
Googleなどの検索エンジンから
多くのお客さんを集めていたわけです。

ところが、原因ははっきりしませんが、
ある時期を境に、検索エンジンから
見放されるようになってしまった。

結果、その月を境に
客数は1/10ほどに急減。

その出来事が起こって以降、
新たなルートを開拓するまでの半年、
いつ潰れるかという瀕死の状態にありました。

このように、
集客を特定のルートに
頼りきっていると、
超危険なわけです。

ルートに潜むリスク

では、複数のルートがあれば
その中身はなんでもいいか。

リスクマネジメント、
という観点からしますと
意識したいことがあります。

それが、
自社がコントロールを
利かせやすいルートか
どうか。

例えばSNS。
これって、無料で使えるものが中心ですが、
ある日突然、IDを剥奪されるかもしれません。

例えば紹介。
これって、ある日突然、
相手が紹介してくれなくなる
可能性だってある。

意識すべきは土俵の依存度

このように、
相手の土俵に依存しきってしまうと、
いざという時、身動きが
取れなくなってしまいます

もちろん、
世の中の一切の仕組みに依存せず
全てを自前で用意するなんて
現実的には不可能。

今は世のスタンダードになってしまった
Googleなどの検索エンジンも
特定企業のもの。

集客にネットを利用するとなれば、
検索エンジンだけでなく、
サーバやドメインの利用など、
ある程度は他社に頼らざるを得ません。

それは致し方ないことですが、
そうはいっても、常にそういったリスクを
意識すれば、対応が変わりますよね?

上述のKさんのような経験は
避けたいでしょうから。

ルートに不安はありませんか?

さて、あなたは
いざという時に備え
複数の集客ルートを
確保していますか?

そのルートは、
相手の一方的な都合で
閉ざされる可能性が
少ないですか?

もしそこに不安を感じるなら、
さらなる集客ルート開拓しか
道はないと思いますが、
いかがでしょう?

PS

意外に思われるかもしれませんが、
比較的安全な集客ルート、
それが広告です。

なぜって、広告は
広告主の収入源。

収入の源を簡単に切り捨てる、
そんな会社は“まれ”ですから。

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