ブログ記事の更新頻度とアクセス数の嘘

From:伴走(Together Run)金子誠志

「ブログは、できれば毎日更新すべき」
「アクセスアップには更新頻度が重要」
「最低でも週に1度は更新しないと・・・」

この記事を読んでくれている、
ということは集客とか売上アップに
興味をお持ち、ということですよね?

もしかしたら、既にホームページ(HP)や
ブログ、SNS(Facebook等)といった各種
ネット媒体を運営されているかもしれません。

更新頻度とアクセスにおける真実

もしそうならなおさら、冒頭のような
更新頻度とかアクセスアップに関する話を
聞いたことがあるのではありませんか?

さて、これらは果たして正しいのでしょうか?
結論からいえば、それは真実ではありません

もちろん、更新しないより、少しでも多く
更新した方がアクセスアップに有利です。

でも、一番のポイントは、
頻度ではなく、その内容なんです。

アクセスにはいくつかの
ルートが考えられますよね?

URLを直接入力する人もいれば、人に
紹介されることだってあるでしょう。

そんな中、多くの人が一番気にするのが、
GoogleやYahoo!といった検索エンジンの順位。

ネットの世界を牛耳るGoogle

ご存知と思いますが、日本における検索
エンジン2大巨頭はGoogleとYahoo!です。

この2つで検索エンジン全体の
90%を占めると見られています。
(他にBingやgooなどがあります)

そして、そのカギを握って
いるのが、実はGoogle
なんです。

少し細かい話になりますが、
検索エンジンは、アルゴリズムという
計算式を使い、検索順位を算出しています。

以前は検索エンジン各社が独自にアルゴリズムを
計算していましたが、今はYahoo!のそれも
実はGoogleが作っているんです。

情報の質が評価される時代

そのアルゴリズムは、近年ますます進化し、
ブログなどの記事の“質”をかなり的確に
評価できるようになってきました。

つまり『質>量』になってきた、ということ。

ですから、質の劣る情報をいくら更新し続けても
検索エンジンから評価されることはなく、結果、
検索順位が上がることはない、というしだい。

検索結果で1画面目に表示されなければ
お客さんがクリックする可能性は限りなく
「0」に近い、という現実があります。

検索結果で2画面目以降に表示される
ページにお客さんが訪れる可能性は、
悲しいかなとても少ない。

ですから、お客さんが見た時、価値を感じない
情報を10アップするより「そうか、なるほど」
と思ってもらえる1記事が重要
、ということ。

したがい、情報を掲載するならとにかく質が
大事、という点をまずは押さえてください。

質の高い情報なら頻度関係なし

では、質を重視した記事を
どれくらいの頻度で更新すればいいか?

質の高い情報だけをアップしているなら、
更新頻度を気にする必要はありません。

更新しなくても問題なし、ということです。
例を挙げましょう。

私の知り合いのサービス業の方は、
最初の半年くらいを使い、質の高い記事を
100個ほど、ブログにアップしました。

しかし、その後、ほぼ更新していないそうです。
ほぼというのは、たまに誤字脱字に気づいた
時に更新(修正)する程度だそう。

5年放置でもアクセス減らず

その期間は既に5年以上に
なる、といっていました。

でも、未だに月間1万人以上が検索
エンジン経由で来てくれているそうです。

月による波があるそうですが、多い月
だと3万人ほどが来ることもあるとか。

5年以上更新していないにもかかわらず、です。
それって、驚きませんか?

ですから、検索エンジンの評価を高め、
アクセスにつなげたいなら、頻度ではなく、
質の高い情報を提供する、というのが結論。

ということで、ご参考としてください。

PS

ちなみに、いくら質が大事といいましても
ずば抜けて高い質の記事が1記事だけでは
現実問題、アクセスを集めるのは難しいです。

いろいろな専門家の話を総合すれば、
100記事が一つの目安になりそう。

あなたの媒体の質や記事数はいかがですか?

関連記事