競合他社にマネされにくい販促対策

From:伴走(Together Run)金子誠志

今は瞬時に情報が世界を駆け巡る時代。
多くの国で街中にモノがあふれ、唯一無二の
商品を扱う人など皆無に近いといえます。

あなたが取り扱う商品・サービスにしても、
周囲に同じように展開される方がきっと
たくさんいらっしゃることでしょう。

もし業界のプロであるあなたが「同じようだ」
と感じるなら、素人のお客さんがその違いを
見つけるのは不可能に近いと思いませんか?

そうなると、お客さんはあなたと競合の違いを
見分けられず、価格の安い方に流れがち

なぜって、価格というのは、お客さんからすると
両社の違いを比較できる最も明確な方法だから。

工夫した施策がパクられる辛さ!

そこで、価格競争に陥らないよう自社の優位を
どう訴求し、どういった販促策を打つか、きっと
日夜、頭を悩ませていることでしょう。

一方、工夫に工夫を重ね、ようやく
「これはいける!」と思った販促施策が
簡単にマネされてはかないませんよね?

例えば、何度もテストを重ね、ようやく
成約率の上がってきたFacebook広告を
パクられてしまったらどうでしょう?

しかも、相手が自社より規模が大きく、
パクった広告に莫大な予算を注ぎこんできたら、
相当にしんどくないですか?

では、マネされないためにはどうしたらいいか?
今日はそんな点をお伝えしたく思います。

デジタルvs.アナログ

結論から行きますね。
マネされないようにするために大切なこと、
それがアナログ(対策)への注力です。

今の世の中、デジタルが主流。
インターネットを使えば、実質コスト
「0円」という施策だって可能でしょう。

検索エンジン(Google等)から自社HP
(ホームページ)に来てもらい、そこでクーポン
を手にしてもらう、なんていうのがその例。

でもですね、こういったやり方だと、すぐに
競合にマネされてしまう可能性大です。

なぜって、ネット情報は誰からも丸見え
競合だってあなたのアイデアを簡単に
盗み見ることができるから。

一方のアナログ施策って、
基本的にネットに出回りません。

アナログ故に盗まれにくい

例えば紙のチラシを配布したとすると、
それを見ることができるのは、当然ですが、
配布したエリアの人達だけ。

その中に競合が含まれる可能性もありますが、
その数は限定されますし、意図的に競合への
配布を避けることだってできるでしょう。

さらにいうと、チラシきっかけのお客さんに
オリジナルクーポンを渡すといったような策も
組み合わせれば、正にブラックボックス

仮にチラシをマネされたとしても、
その先のクーポンに加えられた工夫が
盗まれる可能性は相当に低いですよね?

販促対策を考えるのってかなり工数ですし、
ましてそれが成功した場合、できるだけ
他社にその中身を知られたくないはず。

そうなら、一見コストがかかるように思える
アナログ対策は、競合にばれにくく、長く使え、
かつトータルで低コストになることが多いもの。

ということで、競合にマネされにくく、
長く使える販促策を考えているなら、
アナログはかなりおススメです。

PS

ネット(デジタル)は初期コストが0円、
あるいは少額ですが、お客さんへの到達率が
激しく落ちてきている、という事実があります。

例えば、アナログの一種であるハガキや封書は
読まれる可能性が高く、さまざまな業種に
使えるオールマイティーなツール。

使ったことがない、ということでしたら
一度試されてはいかがでしょう?

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