
From:伴走(Together Run)金子誠志
『ヒトモノカネ』、
ビジネスで多く登場する
フレームワークの一つでしょう。
最近はこれに情報が加わり、
『ヒトモノカネ情報』
といわれることもあるかと。
申し上げるまでもなく、
経営に不可欠な資源、それが
人材+商品+資金(+情報)ですよね。
その忙しさ、いつからですか?
ところであなたは日々ご多忙ですか。
中小の企業や店舗経営者、オーナーは
”日々多忙”という方が少なくありません。
一般に各経営資源の制約がある中、
それら状況をカバーする必要から、
社長が駆け回る会社は少なくない。
それはある意味致し方ないことと思いますが、
では、その多忙はどれくらい続いていますか。
半年ですか、一年でしょうか、
もしかして経営者となって以降
ずっとそれが続いていますか。
業種業態によっては、
仕事が集中してしまう
繁忙期が存在するでしょう。
ですから、一時的な忙しさは
ある意味、仕方ないことかと。
ですが、半年以上続いているとしたら、
それはもしかすると仕事の進め方が
強く影響しているかもしれません。
お客さん/社員/取引先も大事ですが
仕事が忙しいという場合、
目の前の業務に追われる
という方がほとんどです。
それはお客さん対応であったり、
社員とのやり取りであったり、
あるいは取引先対応であったり。
それらは、今日とか明日とか、
長くても半年以内の売上に
関わるということが多い。
だからこそ、対応しなければならない、
というのは、十二分に理解しています。
もしあなたがそうだとした場合、
1年先とか3年先のことを
考える時間を確保していますか。
1年先、3年先の売上、会社の在り方、
その時、ヒトモノカネ(情報)は
どうあるべきなのかといったことを
検討する時間を作っているかということ。
1年先とか3年先に関わるような内容って、
お客さん/社員/取引先対応などと異なり
仕事の方からやってくることはありません。
1(or3)年先に手を打てるのは社長だけ
では、1年先とか3年先の仕事は
どういったタイミングに発生するか。
それは、経営者であるあなたが
行動を起こした時だけといえる。
忙しさが半年以上続いているとしたら、
それはもしかすると仕事の進め方が
影響してしまっているかもしれません。
そんな風に上述しました。
それが何を意味しているか。
経営者が1年先3年先を考え、
少しずつでも手を打っていけば、
それらが徐々に効果を上げ始め、
目の前の仕事に追われることが減り、
状況改善に繋がりやすいということ。
1(or3)年後のヒトをどうするか。
1(or3)年後のモノをどうするか。
1(or3)年後のカネをどうするか。
多忙が続いているなら、
例えば週に各30分ずつ、
90分の時間を取るだけで
1年後は大きく変わるはず。
中小企業は経営者しだいですから、
「忙し過ぎて毎日がしんどい」、
もしそんな状態にあるのだとしたら
先を考える時間を確保いただきたいです。
PS
考える時間を作るなら、
朝の始業前がお薦め。
少しだけ早起きしていただき、
時間を作られてはいかがです?