タスク管理の方法・仕事を溜めないコツ

From:伴走(Together Run)金子誠志

多くの経営者が日々奔走されています。
年末に向けそれが加速される方も。
あなたはいかがでしょうか。

ということで、本日のテーマを
タスク管理としたく思います。
ご参考になりましたら幸いです

優先されがちな3つの領域

人は本能的に次の3つを
優先する傾向があります。

◆簡単そうなこと
◆すぐ終わりそうなこと
◆慣れていること

社長といえども
日々のタスクの多くが
この領域に属しがちになる。

一方、経営上の課題を解決しようとすれば
一般には難しく、時間がかかることも多く、
経験が活きにくいことから、悩みの深さ大。

ついつい後回しにしがち。

簡単なこと/すぐ終わること/慣れていること、
これらをこなしていれば、一定のタスクが
完了することになり、仕事をしている感もある。

でも、その繰り返しでは
経営課題は放置されたまま。

タスクバランスをいかに加味するか

もちろん、日々のタスクにも
例えばお客さんからの電話など
時に緊急性を要するものが含まれ、
優先せざるを得ないこともあるかと。

加えて、細かなタスクが溜まってきますと、
処理しなければいけないという思いから
ストレスが生じやすくなりがちです。

日々沸き起こってくるさまざまなタスク、
一方、緊急性はないけれど重要なタスク、
この2つをいかに両立しバランスするか、
悶々とされていらっしゃるかもしれません。

基本は当たり前ですが、
月次/週次/日次の
スケジュール管理。

経営に関わる重要タスクを
あらかじめスケジューリング。

ですが、そこに割り込んでくるのが
日々発生する細かなタスク達です。

お客さん対応は大事ですが・・・

例えば経営計画を立てている最中に
お客さんから電話が入ってしまえば
そちらを優先すること、ありせんか。

結果、予定していた重要な仕事が終わらず、
ずるずる後ろ倒しとなってしまうことに。

そこでお勧めしたいのが、『ルール化』

簡単なこと/すぐ終わること/慣れていること、
これらにどう向き合うか、そのルール作りです。

私がお薦めしているのが、
時間ルールを決めること。

5分以内に終わることはその場で対処、
それ以上かかりそうに思えるなら後回し。

その際、そのタスクを忘れないように
スケジュール帳などに書き込み、
速やかに元の仕事に戻る。

キャラを踏まえたルール化を!

一例としまして5分を挙げましたが
これはあなたのキャラも加味し、
決めていただきたいです。

但し、その時間が長すぎますと、
元の仕事時間が減ってしまいますから
その辺は十分吟味くださいませ。

重要な仕事を前進させるには
そのための時間作りが不可欠。

一方、日々生じるタスクへの対応も必要。

そのバランスを維持するため
対応ルール決め、お勧めです。

PS

お客さんからの電話の対処法ですが、
ある方は最大限に折り返し電話を
活用されていますからご参考に。

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