From:伴走(Together Run)金子誠志
世の中には比較的成功に辿り着くのが
早い人がいる一方、時間がかかったり、
失敗を繰り返す人もいらっしゃいます。
その違いはどこから来るか。
今日は私の経験を踏まえ
そんな点を記させてください。
私は四半世紀以上の会社員生活を送り、
延べ1,000社以上の中小企業の社長と
さまざまな情報を共有し論議しました。
コンサルタントという仕事も既に10年を超え、
100社以上の社長、あるいは個人事業主の方と
大小さまざまに関わらせていただいております。
失敗者に共通する項目
そんな中、わかってきたことがある。
それが、失敗者に共通する点です。
成功者の共通項を探しても、
一律のそれは見出せません
それら中には慎重な人もいれば
大胆な振舞の人もいらっしゃる。
計画に多くの時間を割く人がいる一方、
とにかく行動という人もいらっしゃる。
思考特性とか行動パターンにおいて
成功者に法則はないかもしれません。
一方、失敗する人には
5つの共通項があるように
これまでの活動を通じ感じます。
当てはまる項目、ありますか?
それが以下。
1)行動まで時間がかかる
2)できない理由を挙げる
3)自分流にアレンジする
4)ほうれんそうが乏しい
5)自ら考えようとしない
当たり前ですが、どんな些細なことも
行動しなければ結果に繋がりません。
成功に辿り着くのが早い人は
圧倒的な行動量をお持ちです。
失敗者の2倍も3杯も行動し、
失敗したら軌道修正、
そして再び行動。
このサイクルがとにかく早い。
一方、失敗してしまう人は、
1歩目を踏み出すのに時間がかかり、
2歩目に進めない人さえいる。
スピード感、大事かと。
できない理由vs.するための方法論
失敗者の共通点2つ目が
言い訳が多い、ということ。
できない理由をどれほど掲げ、
自分を正当化したとしても
行動しない限り結果は出ない。
成功する人は、できない理由ではなく、
どんな環境でも「どうすればできるか」
それだけを考えているように思えます。
3番目の“アレンジ”とは、
物事を自分なりに解釈し、
勝手に行動してしまうこと。
ABCという順番があった場合、
Aを飛ばしてBに取り組んだり、
BCAと順番を変えてしまったり等。
一般に手順には意味があります。
でも、失敗者はそれをアレンジしたり、
取捨選択したりしてしまうのです。
結果、自ら成功を遠ざけている。
“ほうれんそう”していますか?
4つ目はほうれんそう(報告連絡相談)。
失敗してしまいがちな人は、
自ら積極的にほうれんそうしません。
進む道が誤っていたとしても
それに気づくのが遅れがちになる。
ほうれんそうの量は成否を左右する、
といっても過言ではないかもしれません。
そしてラストが「考えない」。
ほうれんそうはとても大事ですが、
失敗する人はすぐに答えを求めます。
つまり、自分では考えず、
ほうれんそうしてしまう。
したがい、いつまで経っても
応用力がつきにくくなる。
自分なりに答えを出し、
その上でほうれんそう、
かなり大事に思います。
私の経験値に基づく成功者と失敗者の違い、
あなたのご参考になりましたら幸いです。
PS
成功者と失敗者の違い、
若い頃の自分にも
伝えたいです(苦笑)。