From:伴走(Together Run)金子誠志
経営者、あるいは経営層になりますと
人前で話したり、文章で意図を伝えたり、
という機会がけっこうありませんか?
◆お客さんに商品を紹介する
◆取引先に協力を依頼する
◆社員に状況を説明する などなど
そういった際、すんなり「なるほど!」
と納得してもらえるのが一番ですよね?
そこで本日は、
そういったタイミングに
大いに役立つテクニックを
紹介させてください。
人の心理を突こう!
それがマジックナンバー3。
「世界3大○○」「日本3大○○」
あるいは単に「3大○○」といったように
3つにまとめられることって多くないですか。
他にも「三度目の正直」とか
「石の上にも三年」などのように、
3にまつわるさまざまな言葉が
私達の周りにあふれています。
これ、人の脳が、2つだと少なく感じ、
4つだと多く感じてしまうからだそう。
つまり、3つにまとめることで
相手(の脳)に響きやすくなる
というのがその背景とのことです。
あなたが聞き手になった場合を
思い浮かべていただけませんか。
「問題は3つあります。1つ目が・・・」
「その理由は3つです。初めに・・・」
「対策を3つ紹介します。第1は・・・」
こんな風にいわれたとしたら、
「話が整理されているな」と
感じられるのではありませんか。
5つなら『3+2』に変換
そうなんです、人って
『3つ』といわれた瞬間に
信頼を置きやすくなるわけです。
ですので、話したり書いたりする場合、
3つにまとめることを意識されますと
それだけで相手の納得を得られる可能性が
一気に高まる、というしだい。
最初に一定の納得を得られれば、
必然的にその後のやり取りって
スムーズになりますよね?
ちなみに、たまに質問いただきますが、
ポイントが5つあった場合、
どうすればいいか。
この場合、5つの中でも
特に大切な点をまずは3つ挙げ、
「加えて、後2点だけ補足します」
のように『3+2』に分けるのがお薦め。
マジックナンバー3を意識されますと、
あなたの発信に対し相手の反応が
変わっていくはずです。
ですから、これまであまり
“3”を意識していなかったとした場合、
さまざまな場面で積極活用いただき、
仕事力アップに繋げてください。
PS
人の話を聞く際も“3”を
意識されますことを
お薦めします。
ということは、まとめますと
○○さんのいいたいことは
主に3つですね。
1つ目が・・・。
特に話を整理するのが苦手な人に
こういった対応ができますと、
信頼MAXになるはずです。
あっ、念のために記しますが、
聞きながら整理するというのは
ある程度の慣れが必要。
それでも時間とともに
着実に向上していきますから
ご安心くださいませ!