中小企業における社長の大事な仕事

From:伴走(Together Run)金子誠志

企業規模に関わらず、
一般に社長職は多忙。

特に中小企業のトップの場合、
本当に仕事が多岐に渡ります。

◆お客さん対応
◆取引先とのやり取り
◆従業員コミュニケーション、
◆現場対応
◆事務作業
 などなど

あなたはいかがですか?

多忙を強いられる経営者

中小の会社や店舗はもちろんのこと、
士業とか一人起業家などの場合、
当然ですが人手が限られる。

ですから、
特に社長は
とにかく忙しい。

一方、あまりに忙し過ぎれば
集中力が途切れがちとなり、
モチベーションダウンに
繋がりかねません。

ではこの悩ましい問題を
どう乗り越えればいいか?

社長の大切な仕事『決断』

ところで、
最終責任者であるあなたは
これまでさまざまな決断を
されてきたことでしょう。

社長の一番の仕事は
“決断”ともいわれます。

部下に判断を求められたり、
取引先から結論を要求されたり、
日々決断の連続かと・・・。

時に会社の屋台骨さえ
揺るがしかねない決断も
幾度となくされてきたと思います。

AとB、
どちらにするか。

きっと今も
決めなければならない問題をいくつも
抱えていらっしゃるのでは
ありませんか?

AにするかBでいくか

実はそこに、
重大なポイントがあるって
ご存知でしょうか?

社長は、
常にAとB、
どちらを“行うか”
迷われます。

結果としてなにが起こるか。
まずます仕事が増えていく。

なにを行うか決断しますから、
決めたことは実行に移される。

それに伴い、
会社としての仕事だけでなく、
社長自身の仕事だって
増えかねません。

決断において大切にしたいこと

さて、
では決断における
最大のポイントとは
なにか。

それは、
なにを“行うか”決めるのではなく、
なにを“行わないか”決めること。

あなた(の会社が)が
取り組んでいる仕事は
どれも大切なものでしょう。

一方、人の数が限られますから
皆さん、それぞれにご多忙なはず。

担い手がいない仕事を
仕方なく社長が行っている
というのは中小企業では
少なくありません。

でも、この方法だと、
仕事が増え続け、
誰もが疲れ切って
しまいかねない。

“やめる”という選択

だからこそ経営トップが
『なにをしないか』決める、
それが重要になってくるわけです。

◆その仕事自体をやめられないか
◆その仕事の工数を減らせないか
◆その仕事を自動に(仕組み化)できないか
◆その仕事を部下に任せられないか
◆その仕事を外注できないか

そんな観点も踏まえつつ
しない決断を意識していただきますと、
仕事の見直し、工数削減に
自然と繋がっていくと思いませんか?

『なにを“行わないか”決める』
あなたは意識されていらっしゃるでしょうか?

PS

具体的には
どのように仕事を
取捨選択すればいいか。

こちらが参考になるかもしれません。

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