お客さんが成果を得やすくなる伝え方のコツ

From:伴走(Together Run)金子誠志

ビジネスを安定させる一番の方法は、
一人のお客さんに何度も買ってもらうこと。
いわゆる“リピーター”を増やすことです。

そのための第一歩は
まずは買ってもらうこと。

初回購入がなければ、
2回目はあり得ません。

では、どのように
2回目購入に繋げるか。

高単価品ほど初回が重要

初回購入で意識すべき点があります。
それが、一定の満足を得てもらうこと

当たり前ですが、
最初の購入で不満を抱けば、
2回目の購入は期待できません。

商品単価が上がれば上がるほど
そういった傾向が強くなります。

では、
満足してもらうには
どうしたらいいか。

今日はそんなヒントを
お伝えしたく思います。

歯科衛生士のアドバイス

その前に、
先日の体験談を
聞いていただけませんか。

私は、メンテナンスの意味で
定期的に歯科医院に通っています。

毎回、その内容は
ほぼ変わりません。

最初に歯槽膿漏や歯石の有無など、
一通りのチェックがなされます。

それが終わると
歯科衛生士さんから
アドバイスを受ける、
という流れ。

その際、いつも
こういわれます。

努力しているんだけど・・・

 磨き方が強すぎます
 歯茎を傷めるだけでなく、
 歯垢も残りやすいです。

 力を入れ過ぎると、
 一番ブラッシング効果の高い
 (歯ブラシの)毛先が
 歯に当たらないからです。

 もっと優しく
 磨いてあげてください。

いわれる度に、
意識するようには
していました。

でも、次に行くと
また同じように指摘される。

ですから最近は、
途方に暮れ気味(笑)。

その日は違っていた・・・

そんな中、
先日もその歯医者へ。

すると、その日は
いつもの歯科衛生士さんが
不在だったようで、
先生がアドバイス
してくれたのです。

先生も歯科衛生士さんと同様に
ブラッシング問題を取り上げました。

ただ、その表現は
違っていたのです。

どんな風だったか。
先生はこう告げました。

腑に落ちた歯科医のアドバイス

 金子さんは、
 磨き方が強すぎますね。

 年齢とともに
 歯茎が弱ってきますし、
 歯自体もダメージを
 受けやすくなります。

 たぶん、今の磨き方だと
 200g前後の力が
 かかっているはずです。

 確かに、力が強い方が
 こびりついた汚れであれば
 落ちやすいです。

 でも、そんな汚れは
 滅多につくことがないですし、
 歯垢を取り除くだけなら
 100g程度の力で十分です。

 そのくらいであれば
 歯茎を傷めませんし、
 歯にも優しいですよ。

 ですから一度、
 自分がどれくらいの力で
 磨いているか、秤を使い、
 チェックしてください。

 100gを手に覚え込ませ
 磨いていただければ、
 将来も入れ歯に頼ることなく
 自分の歯を長く使えますよ。

そう教えてもらった私は、
自宅に戻り、早速チェック。

数字を確認し納得

すると、
先生の指摘通り、
200gほどの力を
かけていたことが
わかりました。

実際に100gがどの程度か
数字で確認することも
できたのです。

さて、今日のテーマは
お客さんが成果を
得やすくなる
伝え方のコツ。

リピートに繋げるには、
購入してくれたお客さんに
満足してもらう必要がある。

その際、成果が使い方などに
影響される可能性があるなら、
この歯医者さんのように
デジタルな表現で伝えると
理解されやすく
なります。

ということで、
購入者の満足度を高め、
リポーターを増やすべく
ご参考としてください。

PS

過去、
さまざまな歯科医院に
通いましたが、
ブラッシングの力を
数字で示されたのは
初めてのこと。

数字化、
大切ですね!

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