社長が身につけると組織活性化に役立つスキル

From:伴走(Together Run)金子誠志

今年の年末年始は、全国的に
巣ごもりが推奨されていますね。

のんびり過ごすのも手ですが、まとまった時間の
取れる、またとないチャンスともいえます。

そこで本日は、年末年始にご一読を
おススメする書籍を紹介させてください。

組織活性化に役立つスキル

ところで、よくいわれます通り、
『会社は社長しだい』

特に中小の企業や店舗の場合、社長の考えが
組織の特徴に色濃く反映します。

創業社長となりますと、その発言力は絶大。
ですから、そうなるのもやむを得ないでしょう。

一方、経営者からよく「部下が自ら考え
行動してくれない」という悩みを聞きます。

「もっと部下に率先して動いて欲しい」
「もっと意見をいって欲しい」

そんな発言をされる方が少なくないですが、
あなたはいかが思われます?

もしかして、同じように感じて
いらっしゃるでしょうか?

もしそうだとしたら、
社長が身につければ、組織活性化に
間違いなく役立つスキルを紹介いたしましょう。

メンバーの力を引き出すために

それが『ファシリテーション(力)』

念のため、ファシリテーションの
意味を確認しておきたく思います。

ファシリテーションとは、
会議や打ち合わせといった複数の人が
意見を交わす場で役立つスキル(能力)のこと。

参加者に発言を促したり、話を整理したり、
対立する意見の中から合意点を見つけ出し、
合意形成に至れるようサポートしたり・・・。

要は、メンバーの意見を引き出し、利害などを
乗り越え、ゴールに導くスキルといえます。

メンバーにいくら「もっと意見をいってよ」
「自律的に動いてよ」と指示しても、実際に
メンバーの言動が変わることはほぼありません。

だからこそ、メンバーが自ら考え動かざるを
得ないよう促していく
必要があります。

もちろん、日頃のコミュニケーションスタイルを
変え、そのように促す、というのも有効。

それはそれとして、ぜひ粘り強く
実施していただきたく思います。

メンバーが自ら動かざるを得なくなる!

ですが、社長対メンバーという構図を脱し
メンバー同士が切磋琢磨し成長していくことを
期待するなら、それだけでは不十分。

メンバーが自ら動かざるを得ない
環境を作る必要があるからです。

そんな時に役立つスキルこそ、
ファシリテーション(力)といえましょう。

前置きが長くなりましたが、
では、具体的にどうすればいいか。

それを知っていただくのに
最適なのが、以下2冊。
ザ・ファシリテーター
ザ・ファシリテーター2

それぞれ300ページ以上ある本ですが、
中は小説仕立てになっていまして、
さくさく読めてしまうでしょう。

ということで、巣ごもりせざるを得ない
この年末年始、一気読みされ、さらに
パワーアップされてはいかがかと。

PS

会議が形骸化している会社って多いです。

もしあなたの会社・お店も
そういう傾向にある、ということでしたら、
以下書籍も参考としてください。
すごい会議

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