集客に困っている、そんな時こそ既存客フォロー

From:伴走(Together Run)金子誠志

新型コロナウィルスの影響が、
急速、かつ多方面に及んでいますね。
あなた、あるいはあなたの周囲はいかがですか?

観光業、飲食業、イベント関連や交通機関、
さらにはそういったところがメイン取引先の会社
や店舗においても一定のダメージがあるかと。

集客に困った時に・・・

さて、こんな時はどうすればいいか?
考え方としては、大きく2つあると思います。

一つが、新しいことへのチャレンジ。
そしてもう一つが、既存ビジネスの見直しです。

“新しいこと”とは、いきなり新しいことに
チャレンジする、という意味ではなく、
チャレンジするための準備をする、ということ。

例えば、新たな商品・サービスを検討するとか、
そのプロモーションの方策を考えるとか。

あるいは、新たな販売ルート構築に向け、
その方法を考えたり、課題を整理するなど。

新しいことって、リスクが高いですよね?
一方、普段は足元で発生する各種業務に追われ、
ゆっくり考える時間を取りにくくないですか?

だからこそ、外出もままならないこんな時こそ、
集中的に『考える』時間を確保するチャンス
そう思うのですが、いかがでしょう?

2方向ある既存ビジネスの見直し

では、もう一方の
“既存ビジネス見直し”とはなにか。
これはさらに2つに分かれます。

一つが既存ビジネスのプロセスの見直し。
そしてもう一つが既存客フォローの見直しです。

プロセス見直しとは、会社のさまざまな業務に
おいて、未整備のもの、考え方・基準があいまい
なものをルール化、マニュアル化すること。

あなたの会社にもありませんか、例えば特定の
人のスキルに依存してしまっている仕事って?

でも、その人が急に体調を崩してしまったり、
なんらかの事情で会社を離れざるを得なく
なることだって、考えられますよね?

だからこそ、既存ビジネスが、特定の
ヒト・ものに依存しない仕組みを作っておけば、
その時が来ても、慌てる必要がありません。

こういったのを仕組みにするって、
やっぱり時間がかかること。

ビジネスに大切な見える化

一方、一度そのベースを作ってしまえば、
仕事の“見える化”につながりますから、
さらなる創意工夫だってしやすくなります。

なので、積極的な営業活動が難しい状況
にある場合、内部固めはおススメかと。

そして、最後が既存客フォローの見直し。
実は、一番取り組んで欲しいのがこれ。

上記2つは直接の売上には貢献しません。
が、既存客フォローは売上直結の可能性大

特に、既存の購入者フォローができていない
会社・店舗の場合、超おススメしたいです。

具体的には、お客さんに
なんらかの連絡を入れましょう。

とはいっても、営業攻勢をかけて
ください、といいたいのではありません。
それではお客さんに嫌われますから。

既存客フォローこそ自動化を!

こういった時は、役立つ情報を提供しつつ、
関連する商品・サービスを紹介するのが基本。

そうすることで、お客さんからすると、
「あっ、私のこと、気にかけてくれているんだ」
と思え、再購入につながりやすくなるんです。

同時に、既存客フォローの仕組みの
自動化も手がけてしまって欲しい点。

例えば、メルマガとか(郵送の)ニュースレター
を作っておき、既存客に定期的に届けられるよう
準備しておく、なんていう手があります。

あなたのビジネスに最大の利益をもたらして
くれるのは、間違いなく既存客
(のリピート)。

普段、既存客をきちんとフォローできていない、
と感じるなら、このタイミングに既存のお客さん
をきちんとフォローしてあげてはどうでしょう?

PS

販売が振るわない相手の売上に
積極貢献してあげる、というのも、
こんな時だからこそ、おススメといえます。

なんだかんだ、人って“Give&Take”。
困っている時の手助けって、相手の心に
大きく響くはずですよ・・・。

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