セミナーや勉強会参加のコツ-3倍活かす方法

From:伴走(Together Run)金子誠志

ご存知かもしれませんが、私はこれまでに、
セミナーとか勉強会といった場を
相当数、設けてきました。

当たり前ですが、そういった場に
参加いただくと、その場にいらっしゃる
皆さんが同じ話を聞くことになります。

ですから、インプットという
面では同じ情報に接する訳です。

でも、それをどう結果に結びつけたか、という
側面になると、個人差がかなり大きくなります。

たった10日で単価1.7倍に

例えば、ある半日セミナーに
参加されたAさんは、その10日後に
250万円の契約を獲得
されました。

ポイントは、その契約単価が
従来の約1.7倍
であったこと。

Aさん、それまでも同じような
内容の契約を獲得していました。

ただ、その単価が従来は150万円だったそう。
で、私のセミナーに参加され、アプローチの
方法を変えた結果、1.7倍の単価アップを実現。

でも、正直白状しますが、全ての人が
Aさんのようになる訳ではありません

素晴らしい成果に結びつける人がいる一方、
結果に繋げられていない方もいらっしゃる。

で、何度となくセミナーなどを開催する内、
成果に繋げられる人とそうでない人の違い
みたいなものが分かってきたんです。

規模とか社歴とかは関係ない

ということで、本日はそういった
経験を踏まえ、『セミナーや勉強会
参加のコツ』をお伝えしたく思います。

あ、先にお話しておきますが、
成果に結びつけられるかどうかは、
業種とか業態、企業規模に関係しません

もちろん、社歴とか従業員のスキル
なども無視していただいて大丈夫です。

本日お伝えする内容は、私が実際に成果を
獲得した人を見ていて、共通すると感じたこと。
そんな点から読んでいただけると、嬉しいです。

では、早速、成果に繋げる人に共通する
5つのポイントを紹介いたしましょう。

1)「どう活かすか」という視点で聞く

セミナーなどの場では、考え方やノウハウ
だけでなく、さまざまな事例もお伝えします。

当然ですが、それらはさまざまな業界のもの。
自分とは関係しない業界の事例もあるわけです。

で、成功する人は、「使えるか使えないか?」
ではなく「どうすれば、自分の会社・店舗でも
使えるか?」という視点で聞いています。

「なぜ、それが分かるか?」ですか?
そういった方は、どうやって使うか
という視点で質問してくるから。

余談ですが、マクドナルドが広めたように
思っている人も多い“ドライブスルー”。

この仕組みを最初に生み出したのが、
実は銀行だってご存知ですか?

で、マックはそれを自分達も利用できないか
と考え、実際に行動したからこそ、売上
アップに繋げることができた訳です。

「使えるかどうか」ではなく、「どう
活かすか」という視点で聞く
のは、なにより
大切な参加のポイントだと感じています。

2)積極的に発言する

セミナーや勉強会では、こちらから
質問を投げかけることが少なくありません。

で、成果に繋げている人は、そう
いった際、積極的に発言されています。

発言すれば、それに対し、こちらから相応の
フィードバックをさせてもらいますから、
個別コンサルを受けるようなもの。

ただ話を聞くだけに比べ、自社・自分の状況
に対する具体的なフィードバックを受けられる
訳ですから、次の一手を打ちやすくなるのかと。

3)質問する

成果に繋げている人は、質疑応答の時間
だけでなく、例えば休憩時間などにも、
分からない点をどんどん聞きに来ます。

疑問点をそのままにせず、きっちり解決して
から帰りたい、ということなのでしょう。

ちなみに、私は休憩時間にも質問を受け付けます
が(そのように案内します)、講師によっては、
休憩時間は勘弁、という方もいらっしゃいます。

ですので、休憩時間の質問は、講師の状況
に応じて、という点は押さえてください。

4)まずは1つ実践する

セミナーなどの場では、たくさん
の知識を得られるのが一般的。

ですが、その全てを吸収し実践しようとすると、
どれから手を付ければいいか迷っている内に、
時間だけが過ぎてしまう可能性があります。

成果に結びつけている人は、まずはすぐに
できそうなことを1つか2つ選び、即実行
それを徹底していらっしゃるようです。

モチベーションが高い内に簡単そうなことを
即実行し、成果をつかんで次につなげる、
というサイクルを回しているんですね。

5)懇親会に参加する

懇親会は、講師や他の参加者
と深く話す絶好のチャンス。

成果に結びつけている人は、
こういった場にも自ら顔を出し、
講師の考えなどを引き出しています。

一般に講師を担うような人って、話し好きな人が
多いですから、打ち解けて話ができる懇親会は
突っこんだやり取りが可能な最良の機会

そんな場を逃すのはもったいないですよね?

ということで5つのポイントを押さえて
いただき、これまで以上にセミナーや勉強会
の場を活かしていただければ嬉しいです。

PS

セミナーなどでは、参加者同士の名刺交換
も積極化していただくとよろしいかと。

そこから新たなビジネスチャンスが
生まれた例もありますから、そんな場
としてもぜひ使っていただきたいです。

関連記事