自社をどう紹介するかが集客を左右

From:伴走(Together Run)金子誠志

お客さん、特に新規客を
集めようと思ったら、なにかしら
情報を発しなければなりません。

チラシをまく、
新聞、雑誌に広告を掲載する、
ネット利用など、その手段はさまざま。

扱う商品・サービス特性により、
最適媒体は異なりますが、いずれにしても
お客さんへのアプローチは不可欠です。

新規集客に影響大の会社紹介欄

その際、商品・サービスをどう見せるか、
毎回悩まれ、工夫されていることでしょう。

もちろんそれは大切なことですが、時に商品
・サービスと同程度に重視すべきが、自社
(自己)紹介
だということをご存知ですか?

つまり、あなたの会社、あるいはあなた自身
をどう見せるかが、集客結果を大きく左右

する可能性がある、ということです。

もちろん、例えば上場企業のようにその名が
知れた会社であれば、通り一遍の内容で
大きなマイナスとならないでしょう。

でも、年商が10億未満なら、まして数名、
あるいは個人で営んでいるような会社・店舗
であれば、それでは意味を成しません。

“なに”から“誰”に時代が変化

申し上げるまでもないですが、
世の中には似たような商品・サービス
があふれています。

他にない商品・サービスを
扱っているなら良いですが、
そういったことはまれのはず。

一方、今は “なに”を買うか以上に
“誰”から買うかを、お客さんが
一層重視
するようになってきています。

あなたも、ごひいきにする店の
一つや二つ、ありませんか?

その会社(店)の規模が小さいほど、
そこに通う基準として、人が
影響していないでしょうか?

京都から名古屋に通い続ける女性

例を一つ上げましょう。
私の知り合いに京都住まいの女性がいます。

月に一度の美容室通いを楽しみに
している、といっていました。

驚くのはその行先。
なんと、毎回新幹線を使い、
名古屋まで通っているそうです。

美容室に行くためだけにわざわざ
京都から名古屋に通うんです。

なぜそこまでするか?

◇その店のスキルが特別に高い訳ではない。
◇サービスがずば抜けて素晴らしい訳でもない。
◇彼女の髪質が特殊、という訳でもない。

そもそも彼女が通う美容室は、
彼女曰く「どこにもあるごくごく
普通の美容室ですよ」とのこと。

じゃあ、なぜ時間とお金をかけ
わざわざ名古屋まで通うか?

店員トークが客を魅了

それは、担当してくれる
店員さんと話が合うから。

それだけが理由で既に10年近く
通い続けているそうです。

これはかなり極端な例かもしれませんが、
どこ(誰)から買うかが重要になって
きているのは間違いありません。

常連さんになってくれた後はいいですが、
新規客はあなた(の会社)をよく知りません。

だからこそ、商品・サービスを知ってもらう
と同時に、時にそれ以上にあなた(の会社)
を知ってもらう必要があるんです。

そして、それをアピールできる場が、
自社(自己)紹介欄に他なりません。

では、どのような内容を記せば、
お客さんに評価され、集客につながるか。
今回はそのポイントをお伝えしましょう。

お客さんはあなたになんて興味なし!

その前に、ちょっと思い浮かべていただけますか?
ネットで情報検索している場面を。

いくつかのサイトを見ていたら自分が欲しい
情報が詳しく載っているページを発見。

記事を読んでいる内に「これを書いたのは
どんな人だろう?」そんな疑問が湧き、
書き手をチェックすることってありませんか?

基本的に人は、他人に興味がありません。
まして、あなたが扱う商品・サービス/会社を
「ぜひ教えて」という人は多くないですよね?

お客さん視点がなにより重要

自社(自己)紹介のポイント
がここにあります。

つまり、あなたがアピールしたいこと
ではなく、お客さんが知りたい内容を
書く必要がある
、ということ。

そういった点を踏まえ、具体的になにを
記せばいいか、多くの会社(自己)紹介で
抜けがちな点を5つ挙げましょう。

これら5つは常に全部を記さなければ
ならない、というものではありません。

特に、紙媒体(チラシ等)を使用する際は、
紙面の限りがありますが、そうはいっても
自社(自己)紹介欄は大きな差別化になり得ます。

ですから、HPやブログなど、情報量に
制限がない場合は、できる限り詳細に書く
と、
集客につながりやすいとお考えください。

それではポイントに入っていきましょう。

1)来て欲しいお客さんを明確にする

提供する商品・サービスがどのような
人にうってつけか、きちんと伝えましょう。

例えば・・・。
当社は○○に悩んでいる○○代の男性に・・
当店は○○を解決したい○○アレルギーの方へ・・

このように、性別や年代、解決可能な
点などを挙げ、お客さんを絞ることで
逆に集客につながりやすくなります。

絞りこむことで対象となるお客さんの
心に響きやすくなる
からです。

お客さんからすると、「これは私に
必要な内容だ」と感じるんですね。

2)自社の“売り”を明確にする

あなた(の会社)が力を入れていることを
可能な限り具体的に記します。

扱う商品・サービスに特徴が乏しい場合、
ここを差別化ポイントにしてもいいでしょう。

例えばおもてなしに力を入れているなら
どのように対応しているかを具体的に記すだけで、
イメージされやすく、説得力が増します。

お客さんからしても、自分に合いそうな
会社かどうか判断しやすくなる
んですね。

3)経営トップの夢や体験談を記す

事業をしていれば、常に順風満帆
という訳にはいきません。

特に創業の頃は苦労の連続
ということが少なくない。

そんな中、なぜ諦めずにやってきたか。
その思いをストーリー形式で語ると
興味を持ってもらいやすいです。

特に挫折しかけた話は共感されやすく、
あなたの人間性まで伝えることが可能。

もちろん、今の仕事にかける
熱き思いを語るのもいいでしょう。

「人はストーリーに弱い」ということは
覚えておいていただきたいですね。

4)保有資格やスキルをお客さん視点で書く

例えば理美容系などの仕事の場合、
保有する資格やスキルをアピール
したくなることもあるでしょう。

その場合、それを有することでお客さんに
どういったメリットがあるかを書かなければ
訴求力は高まりません。

「県内でも5人しか取得者がいない
 ○○(資格名)を取っておりますので、
 お客様の○○(要望)に的確にお答えできます」

このように、それを有することで
お客さんにどのような利益があるか

意識し示せると最適です。

5)顔写真を載せる

最近、生産者の顔写真をつけた野菜が
多く出回るようになりました。

顔写真があるだけで、なんとなく
安心感が生まれませんか?

まだあなたの商品・サービスを購入したことがない
お客さんからすると、顔が見えるというのは
強い安心につながります。

従業員数が多くなると、全員の顔出しは難しいかも
しれませんが、少なくとも経営者の写真は不可欠

特にネット主体に集客する場合、
顔出し有無が新規集客に大きく影響する
と考えた方がいいでしょう。

以上、5つのポイントを挙げましたが、
現状のあなたの会社(自己)紹介欄に
それらは含まれていますか?

繰り返しとなりますが、この先ますます
“誰”から買うかが重視されるように
なるのは間違いないです。

ですから、広告含め情報発信の際は、
自社(自己)紹介にも十分に注意を
注いでいただくとよろしいかと!

PS

写真の代わりにイラストを
使っていらっしゃる方もおりますが、
信用度は写真の比ではありません。

ネットに写真を出すことに不安を
覚える方は少なくありませんが、
集客における顔写真効果は想像以上。

もし現在イラストをお使いなら、
再検討してみることをおススメします。

PS2

関連する以下記事も併せご覧ください。
ビジネスの場で自社・自店をどう紹介するか(よくある失敗)

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